SSブログ

In the zone! [ダラダラ]

ある著名なかつて世界トップアスリートだった方のお話を聞く機会に恵まれました。

その方がおっしゃった記憶に焼きついた言葉が 「In the zone!」

「ゾーンに入る」 (そのまんまですが)

その状態に入れるのがトップを極めた人たちのようです。
でも、入りたくても入れないのが In the zone とのことだそうで。

例えば、陸上選手が競技前、競技場の大声援が全く聞こえず、
自分の走る道筋が白く浮きたって見え、
スタートのピストルが鳴ってから走り終えるまでの記憶がない。
気がつくと、自分のベスト以上の記録がでていた、とかが

「ゾーンに入っていた」

ということだそうです。

そういえば、自分はトップアスリートではないですが、自分にも似たような経験があります。

小さいころバイオリンを習っていました。
T音大附属の音楽教室に通っていて、かなり本格的にやっていた時がありました。
周りの友達の中には、高校からフランスに音楽留学したり、今でもプロとしてやっている子もいます。
そんな学校で年に何回か、コンテスト(というかテスト)があり、実技(演奏)とソルフェージュで実力クラス分けをされていました。自分は実技もソルフェージュもいつもぱっとしない生徒でしたが、小学校4年生の実技試験の時は違いました。リハーサルから指がするすると動き、とりにくい音程も難なくとれて、「今日はどうしてうまく弾けるんだろう?」と不思議に思うくらいでした。そして本番、指導してくれた先生も驚くほどうまく弾けて、強烈にうまい同級生を差し置いて学年1番になっていました。弾いているときは、楽しくて時間がすぐ経ってしまって、緊張もしてませんでした。そんなことはそれまで本当にありませんでした。今思うと、それはちょっとしたゾーンに入っていたような気がします。

その大舞台に至るまで、最大の努力を惜しまずに自分を追い込んだ結果、
大変な集中力と自分への信頼(自信)から、そのゾーン入れるのではないか、
と自分なりに解釈しました。

ゾーンに入れるように、最大限の努力をしているだろうか。
いつもそう問いながら、毎日すごさななければ、
とその方の講演を聞いて思ったのでした。

nice!(4)  コメント(6) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 6

ken

人間の持つ潜在能力を示す興味深いお話ですね。
でも日々、最大限の努力はしてないなあ。
頑張ろう。
by ken (2011-09-08 08:55) 

ぐった

>kenさん、コメントありがとうございます。

私も、正直、最大限の努力はしてないなぁと思います。
まだまだできるはず!と思って
ここでできるかどうかが
世界を相手にする人とそうでない人の差なのかもしれません。
by ぐった (2011-09-08 19:08) 

nyan

ぐったさ~ん、元気かな。
by nyan (2011-11-09 01:08) 

ぐった

お~nyanさん、実はちょいと体調を崩しておりましたが復活中です!
by ぐった (2011-11-12 14:31) 

nyan

>そうだったんだ~。
でも、復活中なのね。
無理しないでね。
by nyan (2011-11-14 23:52) 

ぐった

お気遣いありがとうございます~

nyanさんおすすめの指の出るミトン、買ったよー
すごくあったかいです!
またいいもの教えてください!
by ぐった (2011-11-21 20:31) 

DANSKOいろいろかんがえる ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。